転勤族との結婚で悩んだこと プロポーズの前に彼氏にしてほしかったこと
悩みの渦中に転勤族彼にプロポーズをされた、続き
私のことを思ってくれて、一生一緒にいたいと言ってくれる気持ちは本当に嬉しかったし、その場でその気持ちに応えられなかったことが心から申し訳なかったです。
でも心のどこかで、これまで私が幾度となく伝えてきたつもりだった転勤に対する不安を置き去りにして前に進もうとするから、こんなことになったんだよ~;;って思っていました。
不安な気持ちを打ち明けても、いつも「お互い好きなら大丈夫」の一言で済ませようとするけど、私はあなたと違って人生が180℃変わるのわかってる?
将来、転勤族の妻としての生活で辛いことや嫌なことがあって気が狂いそうになったとしても、「転勤についてこさせた、あなたのせいだ」って絶対思いたくない。人生で、そんな後悔の仕方はしたくない。だから、自分に腹落ちさせてからじゃないと、簡単に「ついていく」なんて言えないんだよ。。
そんなことを考えていました。
私がプロポーズの前にしてほしかったことは、ロマンチックなプロポーズの準備ではなく、ただ、私が不安に思ってることを私の価値基準で理解しようとしてほしかった。。
心から転勤族との結婚を望むようになれたタイミングでプロポーズしてもらえていたら、それがお家であれ、道端であれ、最高にうれしかっただろうなとワガママな私は思います。
具体的に不安を感じていたことは、こういう内容です。
・転勤族の妻って、自由がなくなるのでは?
(この頃の私は、お金を稼ぐ=自立=自由 と思っていました。稼いでいないなら、口出しすべきでない、みたいな場面が多々あるのでは、思うように生きることが出来なくなるのではという、変な疑念がありました)
・一生自分が望むような仕事につけなくても幸せだと思えるのか?
(転勤族の妻が正社員としての職を望む場合、就ける職種は限定されます。地方で求職する場合、望むような条件の会社が得られないことも多々考えられるため)
・彼氏しかいない、知らない土地に住む事になる。気軽に会える家族や友達もいない。孤独感で辛くならないか
・別居婚をするとしたら、離れていても夫婦仲良くいれるのか
(そもそも一緒にいないのに、結婚する意味があるのか。いつまで別居婚するのか。結局私が仕事を辞めるしかないのでは。離れて暮らしても不倫、離婚しないか 。)
これらのことに、彼氏は「やってみないと分からない。不安がっていても仕方がない」というスタンスでした。
そりゃ、おっしゃる通りです。
腹をくくった後は、もうやってみるしかありません。
ですが、
・仕事をやめる
・職場を変える
・生活拠点を変える
・戸籍を変える
・養われる立場になる
これって、そんな安易に変えてしまえるものでしょうか。
少なくとも私の価値観では無理でした。
だから不安で悩んでいました。
自分だったら簡単に結婚できちゃうよ、という人だったら
この話に付き合うのは確かに面倒くさいかもしれません。
ですが、これまでのキャリアを捨てて付いてきてほしいと言うのであれば、
グズグズとしたその悩みにも付き合ってほしかった、私でした。
2016/8/31